合言葉 2008 4 11
バブル経済崩壊後の日本では、まるで合言葉のように、
以下のような言葉が、繰り返し大合唱されました。
「やがて地価が上がれば問題は解決に向かう。
だから、今、痛みを伴う改革(問題解決)を急ぐ必要があるのか」
こうして抜本的な問題解決は先送りされ、「失われた10年」となったのです。
まさかとは思いますが、バブル崩壊後のアメリカで、
時価会計処理の「一時停止」という愚かな奇策を取ることはないでしょうね。
それでは、日本のお家芸(持病)である「問題の先送り」となるでしょう。
このような「問題の先送り症候群」という病気は、日本特有の風土病ですから、
アメリカに感染することはないと思いますが、
「貧すれば鈍する」という、ことわざがあります。
アメリカ経済(金融)は、火の車状態でしょうが・・・・・。
「貧すれば鈍する」
貧乏すると頭の切れる人でも愚かになる。